私はスケーターか?

先日、FBにこんな投稿をしました。

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川べりの散歩道で。

腰の曲がったおじいさんみたいに
うんと前屈みになり
両手は後ろに組んで
怖い顔して正面に睨みつけながら

右脚

左脚

順番に体重移動している、アヤシイお兄さん。

わかってるよ。

それは、スピードスケートのトレーニング。

早く、スケートリンクで練習できるようになるといいね🌷

頑張れ❣️
※元スケーターのおばさんより
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むか〜し昔。
学生時代にアイススケート同好会に所属し、フィギュアスケートをしていたのですが、
部の半分はスピードスケートの人たちだったので、練習の様子はよく知っていたのです。

そしたら、
学生時代の先輩から、「スケーターは言い過ぎでしょ!」とツッコミが入りました😅

なるほど。面白いなぁ、と思いました。

当時はマイナースポーツだったので、「部」ではなくて、「同好会」。

練習も自分たちで細々とやっているだけで、何かの大会に出るとか、凄い記録を打ち立てるとか、そういうレベルではナシ。

キャッキャと滑って、帰りに飲んで帰るという、チョーユルいサークルでした。

なので、先輩からは「スケーター」レベルではないじゃろ!と突っ込まれたのかと。


まさに、その通り。
でも、私はこのレベルでもスケーターと言っても良かろう?と思っています。

と言うのは、

フツーの人たちの中で、アイススケートで滑って、「止まれる」人ってどのくらいいますか?

数字はわからないけれど、多分、ほとんどの人は

自然に止まるのを待つか、
手すりに捕まって止めるか
はたまた転ぶか

このうちのどれかだと思います。


更に、スケートリンクのカーブをなるべくスピードを落とさずに曲がるためには、足をクロスさせて滑るのですが、

これも、フツーの人には絶対にできません。

あと、後ろ向きに滑るのも。



トリプルアクセル飛べるのか!?と言われたら、できない。

スピン回れるのか!?と言われればできない。
(3回くらいは回れるかも…?)

「スケーター」という言葉で、オリンピックレベルを想像しがちですよね。

でも、プレイヤーが全てそんなレベルではない、という事です。


なら、どのレベルなら、「スケーター」を名乗っていいのか?


これについては、「自分がスケーターだとおもうなら、そう名乗ればいい」のだと思いました。

恐らく、先輩はオリンピックをイメージしたのでしょうねぇ。

因みに、スピードスケートの靴はスケートの歯が一枚なので、まずはあの靴を履いて、真っ直ぐ立つことすら、フツーの人には難しいです。

で、今日のブログで何を言いたいのか、と言うと、


じぶん仕事をしたい!
趣味や好きなことを仕事にしたい!
と思っている人たちの中には、その思いの後に

「でも、このレベルじゃ無理だよね…」

と無意識に自分にダメ出ししている事が多いと感じるのです。


私はオリンピックにも、ナントカ選手権にも出られないけれど、

止まり方や、危なくない転び方、
安定して滑れるための筋トレなら、人に教えてあげる事はできます。

そして、アイススケートやりたい!と思っている人全てが、オリンピック出場を目指したいのか?というと、

違うのだと思います。



スムーズに滑れたら、気持ちよさそう。

きれいに止まれたら、カッコイイ!

そんな方もいるんじゃないでしょうか。


自分の持っている技術や知識を磨くのは◎ですが、
頂点に上り詰めた人たちだけが、仕事にできる訳じゃないのでは?というお話です。


なんて、じぶん仕事の一つに「はじめてのアイススケート講師」なんてのもできちゃうかも😄

はんぶん生活

仕事だけが人生じゃないけれど 人生のうちの多くの時間を費やすのも仕事。 好きなことがお金になったらうれしいけれど、 いざという時の安心感のために、今の仕事はやめられない。 それなら、はんぶんずつでやってみようよ。 いろんな人たちがいて、 いろんな生き方がある その中で、自分らしいはんぶんを見つけるための「はんぶん生活」。 一緒にためしてみませんか?