自粛ウツ 〜山切れ〜

また、東京の感染者数が増えてきて、都外への不要不急の移動自粛要請が出ました。


…地味〜に落ち込んでます。


私は子供の時から「いつか田舎に住みたい!」といいつつ、結局実現できていないのだけど、

それでもどうにか乗り越えて?来られたのは、
15年ほど前に山梨に移住した姉夫婦のところにちょくちょく遊びに行かせてもらい、森の空気を満喫していたから。


年末年始、春分の日ころ、ゴールデンウィーク、夏休み、秋分の日ころ…と年に数回行っていたけれど。

今年は、もうすぐパンデミックの影響が出そうな2月に滑り込みで1日行ったきり。


第二波が来るのは覚悟していたので、その前に、できれば6月中にでも一度行けないかな…なんていうタイミングで、

ムスメが骨折☠️

そして、そのまんま、再び他県への移動自粛…😭


姉によると、
前回の緊急事態宣言の時も、都内から行く人がかなりいたそうで、
地元の人たちは恟々諤々としながら接していたとのことだから、

自粛だろうと何だろうと、行く人もいるわけなんです。

だったら、別に私だって行ったっていいじゃん⁉️


とは思うけど。


都内の感染リスクが高まっている時に、敢えて行くのは、他県に私がばらまく可能性あるよね…と思うと、

やっぱり行けない…。

でも、今すぐにでも行きたい…


なんて考えていたら。

入っちゃいました。
自粛ウツモード。


もう、ホントに気分がどんよりして、何にもしたくなくて、

一番まずいのは、
オットやムスメがちょっとふざけていたりすると、めっちゃイラッとする😓


…という事で、もう日曜日の夕方だと言うのに、どーしても山の空気が吸いたくなって、

フラリと一人で家を出てきました。


東京の山と言えば…「山の原宿」高尾山。
お手軽にすぐ麓まで電車で行けるのがありがたい。

もちろん、登るには遅すぎるから、駅周辺にいくだけ。
せめて、それくらいしないと…

マジで病んじゃう😣


と言う事で、電車に乗ったけれど。
電車に乗るのが久しぶりすぎたのか?

路線を間違えて、別方向へ😱
気晴らしに、別のところでもいいか?とちょっと思ったけれど、

ショッピングモールのある住宅街なんて行ったら、
もっと機嫌が悪くなっちゃう💦

…という事で、グル〜っと電車を乗り継いで、やっと辿り着きました。
高尾山口駅。


降りた途端に、ふわ〜っと森の香りが…

と言いたいところですが、マスクをしているからよくわからない💦

それでも一つ、町とは明らかに違う、と感じたものがありました。


それは、


音。


うまく言えないけれど、
無数の
電子機器や車や人の生活などなど…の音が、

圧倒的に少ない。


もちろん、車道はあって車は行き来しているし、人もまばらながらいるのだけれど、

あの、騒音とも言えないレベルの小さな無数の音が、


ない。



オットはテレビ好きで、家ではステレオやらビデオやら、諸々のオーディオが揃っていて、何かしらが必ず起動しています。

そして、数日前から、ムスメ待望の任天堂スイッチがそれに加わり…。


それらが電波を発している?のか、音波を発してしるのか?わからないけれど、

実のところ、かなりそれらが苦手。


昔、就職したばかりの頃には、
締め切ったオフィスで、パソコンに向かっているだけで、
本当に気分が悪くなっていました。

気のせいだ、と言われたけれど、高〜い音がキーン!と鳴っていて、頭痛に吐き気…。
辛かったです。

今となってはもう慣れたけど。


だから、自宅でも稀に、何も電子機器をつけずに過ごす時間があると、すごく落ち着きます。

そう言えば、自粛モードで家にいることが増えた時の私の対処法は、「耳栓」だったわ…。


もう遅い時間だから、観光客向けのお店はみんな閉まっているけれど、
辛うじて開いていたカフェで、コーヒーフロート食べて、近くの広場で夕涼み。


ウグイスが2〜3カ所で鳴いています。

もっと遠くでは、イカルかな?
自慢のソプラノが微かに聞こえます。

ヒヨドリは町でも山でもやかましい。

広場の芝生の上では、愛嬌のあるセグロセキレイかな?何か探しているけれど、
少し茶色っぽい子はもしかしたら、今年生まれた若鳥かも。


はたと気づいて、マスクを外しました。


半径50メートル以内には誰もいない。


もう日暮れなので、帰宅してご飯作らなきゃいけないけれど、

あと5分だけ。

この空気を吸ってから帰ります。


音が少ない。
たったこれだけでも、本当にありがたい😭
来て良かった🍀

はんぶん生活

仕事だけが人生じゃないけれど 人生のうちの多くの時間を費やすのも仕事。 好きなことがお金になったらうれしいけれど、 いざという時の安心感のために、今の仕事はやめられない。 それなら、はんぶんずつでやってみようよ。 いろんな人たちがいて、 いろんな生き方がある その中で、自分らしいはんぶんを見つけるための「はんぶん生活」。 一緒にためしてみませんか?